2006年11月20日
もう一人の引退
今年の全日本選手権は、岩渕選手の2連覇で幕を閉じました。
ファイナルセット3-5からの逆転勝ち、「立派」 の一言です。昨年の初優勝までは、あんなにタイトルに嫌われてたのに、今年はタイトルの方から寄ってきた感じがします。
本当に 「おめでとう!!!」
さてTeam MIRAIからは、この全日本選手権に古川隼士選手が出場しました。
結果は一回戦で早大の吉備選手に勝ち、二回戦で同僚の岩見選手に敗れました。
正直この全日本選手権だけみれば、まだまだやれるでしょう。しかし彼はこの大会を最後に、引退する事をこの8月に決断していました。
彼と最初に出会ったのは日本のジュニアナンバ-ワン、そしてアジアジュニアのチャンピオンでもあった18歳の時でした。
当時では珍しく彼は早くからプロになる事を決めていて、その時僕が監督を務めていた 「北日本物産」 と縁があり所属契約をさせて頂きました。
それから早や7年、彼は世界で活躍できる選手を目指し努力してきました。特にTeam MIRAIで一緒にやった2年は本当に努力しました。
しかし僕の力不足で、残念ながら彼の力を導き出す事ができませんでした。
色々話しをして出した決断ですが、結論から言うと自分自身が自分自身を信じられなければ勝負の世界では難しい事、また信じれて初めて厳しい練習もできる事。
自分で 「100位以内に入るのは難しい」 と思ったら絶対になれない、という事でした。
今回の決断は本当に悩んだ末の決断だと思いますが、僕はとても立派だと思います。勿論色々な意見があると思いますけど、僕は彼の意見を尊重し、また尊敬します。
自分の目標を下げ、それに向かって現役を続ける、という道もあったと思います。しかし妥協せず自分自身を貫いた事を、必ず 「良かった」 と思える日が来ると思っています。
今後の彼ですが、そのままうちのACADEMYを手伝ってもらう事になっています。と言うか、すでに手伝ってもらってますが、新しい目標に向かってスタートしていますので、これからも応援よろしくお願いします。
人生の勝負はここからですよね。
Ryuso
ファイナルセット3-5からの逆転勝ち、「立派」 の一言です。昨年の初優勝までは、あんなにタイトルに嫌われてたのに、今年はタイトルの方から寄ってきた感じがします。
本当に 「おめでとう!!!」
さてTeam MIRAIからは、この全日本選手権に古川隼士選手が出場しました。
結果は一回戦で早大の吉備選手に勝ち、二回戦で同僚の岩見選手に敗れました。
正直この全日本選手権だけみれば、まだまだやれるでしょう。しかし彼はこの大会を最後に、引退する事をこの8月に決断していました。
彼と最初に出会ったのは日本のジュニアナンバ-ワン、そしてアジアジュニアのチャンピオンでもあった18歳の時でした。
当時では珍しく彼は早くからプロになる事を決めていて、その時僕が監督を務めていた 「北日本物産」 と縁があり所属契約をさせて頂きました。
それから早や7年、彼は世界で活躍できる選手を目指し努力してきました。特にTeam MIRAIで一緒にやった2年は本当に努力しました。
しかし僕の力不足で、残念ながら彼の力を導き出す事ができませんでした。
色々話しをして出した決断ですが、結論から言うと自分自身が自分自身を信じられなければ勝負の世界では難しい事、また信じれて初めて厳しい練習もできる事。
自分で 「100位以内に入るのは難しい」 と思ったら絶対になれない、という事でした。
今回の決断は本当に悩んだ末の決断だと思いますが、僕はとても立派だと思います。勿論色々な意見があると思いますけど、僕は彼の意見を尊重し、また尊敬します。
自分の目標を下げ、それに向かって現役を続ける、という道もあったと思います。しかし妥協せず自分自身を貫いた事を、必ず 「良かった」 と思える日が来ると思っています。
今後の彼ですが、そのままうちのACADEMYを手伝ってもらう事になっています。と言うか、すでに手伝ってもらってますが、新しい目標に向かってスタートしていますので、これからも応援よろしくお願いします。
人生の勝負はここからですよね。
日記 | 投稿者 辻野隆三 08:30 | トラックバック(0)