2006年06月26日
始まりますね
今日からいよいよ始まりますね。
今年のウィンブルドン、果たしてどんな結末が待ってるのか、想像しただけでワクワクします。
ここで少し僕なりの展望を。
まずなんと言っても、注目はFEDERERの4連覇だと思いますが、僕はかなり苦しいんではないか、と見ています。
ATPマスターズシリーズの解説をさせて頂いてるおかげで、昨年、一昨年と沢山の彼の試合をみさせて頂きました。
それもただ見てるだけでなく、解説しながら、というのはかなり深く試合を見ます。
「今両者はどんな気持ちなんだろう?」
「技術的には、何か新しい事に取り組んできたんだろうか?」
など、色んな事を観察しながら、しかもゲームセットまでトイレにも行かず、集中して見ています。
そんな中、今年のFEDERERの戦いを見てると、試合の中で良い時、悪い時がハッキリ出てくるようになったと感じています。
勿論、抜群の技術力、集中力で修正してきますが、少し前のFEDERERからはあまり感じなかった。
フレンチの決勝戦でも感じましたが、出だしあれだけ良かったのに、途中から
「どうしたFEDERER、頑張れ!!」
という位変わってしまいました。勿論NADALがそうさせてるのもありますが・・・
という理由からも、今年は優勝するにしてもかなり苦戦していくんじゃないか、と思っています。
次に僕なりの注目選手ですが、NALBANDIAN・HEWITT・LJUBICIC、この三人に注目しています。
まずNALBANDIANですが、高く弾まず、フラット・スライス系のショットが有効な芝生では、彼のボールが生きてきます。しかも彼のボールは非常に早いですし、リターンに攻撃力がありますので、順当にいった場合のSFでのFEDERER戦は非常に楽しみです。
次にHEWITT。前哨戦のQUEEN'S 優勝の勢いを持ち込めれば、かなり面白い存在です。
彼の負けパターンとして、ボールを弾まされ高い打点で体を泳がされてしまい、相手に攻められる、という事がありますが、芝生ではボールが弾まないので、その心配はなし。
またサーブ・リターン・フットワーク、最近ではネットプレーも積極的に取り組んでいて、とてもバランスがとれています。
最後にLJUBICIC。個人的には今年は彼がキーマンと見ています。(イヴァンさん頑張って応援してくださいね!)ドローも悪くないですし、順当に勝ち進んでのNADAL戦は、ひょっとする、とみています。
サーブ力が抜群に良いですし、芝生で彼のサービスゲームをブレークするのは、NADALでも相当厳しいでしょう。
まぁ長くなってしまいましたが、最後までお付き合いしてくれた皆さん、「ありがとうございました」。
寝不足が続く事になりますが、体調だけは気をつけて頑張りましょう!!
Ryuso
Ryuso
今年のウィンブルドン、果たしてどんな結末が待ってるのか、想像しただけでワクワクします。
ここで少し僕なりの展望を。
まずなんと言っても、注目はFEDERERの4連覇だと思いますが、僕はかなり苦しいんではないか、と見ています。
ATPマスターズシリーズの解説をさせて頂いてるおかげで、昨年、一昨年と沢山の彼の試合をみさせて頂きました。
それもただ見てるだけでなく、解説しながら、というのはかなり深く試合を見ます。
「今両者はどんな気持ちなんだろう?」
「技術的には、何か新しい事に取り組んできたんだろうか?」
など、色んな事を観察しながら、しかもゲームセットまでトイレにも行かず、集中して見ています。
そんな中、今年のFEDERERの戦いを見てると、試合の中で良い時、悪い時がハッキリ出てくるようになったと感じています。
勿論、抜群の技術力、集中力で修正してきますが、少し前のFEDERERからはあまり感じなかった。
フレンチの決勝戦でも感じましたが、出だしあれだけ良かったのに、途中から
「どうしたFEDERER、頑張れ!!」
という位変わってしまいました。勿論NADALがそうさせてるのもありますが・・・
という理由からも、今年は優勝するにしてもかなり苦戦していくんじゃないか、と思っています。
次に僕なりの注目選手ですが、NALBANDIAN・HEWITT・LJUBICIC、この三人に注目しています。
まずNALBANDIANですが、高く弾まず、フラット・スライス系のショットが有効な芝生では、彼のボールが生きてきます。しかも彼のボールは非常に早いですし、リターンに攻撃力がありますので、順当にいった場合のSFでのFEDERER戦は非常に楽しみです。
次にHEWITT。前哨戦のQUEEN'S 優勝の勢いを持ち込めれば、かなり面白い存在です。
彼の負けパターンとして、ボールを弾まされ高い打点で体を泳がされてしまい、相手に攻められる、という事がありますが、芝生ではボールが弾まないので、その心配はなし。
またサーブ・リターン・フットワーク、最近ではネットプレーも積極的に取り組んでいて、とてもバランスがとれています。
最後にLJUBICIC。個人的には今年は彼がキーマンと見ています。(イヴァンさん頑張って応援してくださいね!)ドローも悪くないですし、順当に勝ち進んでのNADAL戦は、ひょっとする、とみています。
サーブ力が抜群に良いですし、芝生で彼のサービスゲームをブレークするのは、NADALでも相当厳しいでしょう。
まぁ長くなってしまいましたが、最後までお付き合いしてくれた皆さん、「ありがとうございました」。
寝不足が続く事になりますが、体調だけは気をつけて頑張りましょう!!
Ryuso
コラム | 投稿者 辻野隆三 21:35 | トラックバック(0)